Focus Areas 注力する事業分野
「環境と安心の価値を最大化し、共感を生む」
デンソーは、モビリティ領域で培った技術と経験を活かし、環境負荷の低減や交通事故のない社会の実現に取り組んでいます。また、ソフトウェアや半導体、モノづくりの技術を通じて、モビリティに限らず、人々が安心・安全に暮らせる社会づくりに貢献します。"モビリティの進化"、"基盤技術の強化"、"新価値創造"の3つを軸に、持続的な社会価値の創出を目指しています。
モビリティの進化
電動化
長年の電動開発で培った技術でカーボンニュートラルを実現
HEV・BEV・FCEV(ハイブリッド車・バッテリー電気自動車・燃料電池車)などの電動車の普及を支える製品・システムの開発を通して、クルマ使用時のCO2排出量削減に貢献します。また自動車業界で培った電動化技術を空のモビリティにも応用し、CO2排出量削減への貢献に向けて取り組んでいきます。これらの取り組みにより、環境に負荷を与えず、効率よくヒト・モノが移動できる、カーボンニュートラルな未来の実現を目指します。
知能化
誰もが安全で快適・自由に移動できる社会を実現
交通事故死亡者ゼロの実現に向けて、先進安全システムの開発と普及を積極的に推進しています。ADAS量産実績を活かした安全性能が高い自動運転技術や、先進安全システムのGSP3(Global Safety Package 3)、HMI(Human Machine Interface)-ECU(Electronic Control Unit)※を開発し、搭載車種を拡大させることなどを通じて、誰もが快適に、安心して行きたいところに移動できる、自由な未来を実現します。
- GSP3:ミリ波レーダーと画像センサーにて運転を支援するシステム
- HMI:人間と機械の間の情報の伝達を行う、機器やコンピュータープログラムなどといったインターフェースの総称
- ECU:電子回路を用いてシステムを制御する装置(ユニット)の総称。主に自動車に搭載されるものを指す
- HMI-ECU:クルマの表示・操作インターフェース(メーター・HUD・ディスプレイ)をまとめて制御する頭脳
基盤技術の強化
車両の高度化が進むなか、ソフトウェアと半導体はクルマの価値そのものを左右する基盤技術となっています。これらの技術をデンソーの競争力の源泉と捉え、戦略的な投資を進めています。
ソフトウェア
クルマのSDV(Software Defined Vehicle)化により、従来の車両制御に加え、自動運転やエネルギーマネジメントなど、多岐にわたる機能がソフトウェアで制御されます。デンソーが培ってきたクルマ全体の知見に基づく大規模ソフトウェアの設計ノウハウや、さまざまなソフトウェアを実装する力を見える化・最大化することによってモビリティ社会の進化を支えていきます。
半導体
モビリティ半導体のリーディングカンパニーとして、パワー半導体やSoC※の開発・内製化を推進しています。内製化に取り組んでいる自動車部品メーカーは極めて少なく、社外生産委託・パートナー連携による強固な半導体供給基盤を実現していることが強みです。また、独自の革新的なパワー半導体製造技術『ガス法』により、従来比10倍以上の速度でのSiC(炭化ケイ素)半導体製造と、民生品を凌駕するポストSiC半導体性能を実現。SoCでは、先端のAIモデルに対応可能なIPで車載に最適な高速演算・低消費電力を実現しています。
- SoC(System on a Chip):集積回路の1個のチップ上に、プロセッサコアをはじめ一般的なマイクロコントローラーが持つような機能のほか、応用目的の機能なども集積し、連携してシステムとして機能するよう設計されている集積回路製品
新価値創造
車載事業で培った技術を活かした非車載領域
社会全体の幅広い課題解決に貢献することを目指す新価値創造
FA(ファクトリーオートメーション)による製造ラインの自動化・物流システムの最適化、農業分野における工業化・DXなどを軸に、事業を展開しています。エンジニアリングからサプライチェーンまでを横断した取り組みにより、品質向上やコスト低減、安定供給の実現に貢献します。人手不足や気候変動といった社会課題に対し、現場に寄り添った技術と仕組みを通じて、幅広い業界の持続的な成長を支えることを目指しています。