コミュニケーションが企画を前に進める原動力
私が所属する部門の役割は、主に小型モーターに関する事業の企画立案です。拡大販売戦略や、その戦略を踏まえた設備投資計画、コストダウン施策の立案など、事業の方向性を決めるためのさまざまな企画を提案しています。製品によっては設備投資に数億円規模の金額が動くため、その投資を回収するための計画を立案するのも私たちの仕事です。
製品ごとに関係部署で構成されたプロジェクトチームがあり、私はクルマの暖房機能に用いられる循環装置『電動ウォーターポンプ』を担当しています。技術部や製造部をはじめ、営業部、調達部、そして事業部長などさまざまな方々と共に仕事を進めるため、旗振り役として意見をまとめ、事業としての方向付けをするのが私の役割です。
この仕事を円滑に進めるためのポイントは丁寧なコミュニケーションです。
そのためには、仕事の話はもちろん、チャットでの何気ない会話や出社時の軽い挨拶など、日常の雑談を通して関係を築くことが重要です。
「あの人のためなら協力したい」と思ってもらえるように、普段からたくさんの人と積極的にコミュニケーションを取り、お互い気持ち良く仕事を進めていくことを心がけています。
自分らしさと積極性で掴んだ成功体験
これまでの仕事で最も印象的だったのは、プレス加工部品の企画を担当していたときのことです。デンソー社内で製造していた部品を、社外の取引先様で製造することになったのですが、見積もりを見ると想定よりも高い金額に。
どうにかコストを抑えられないかと、取引先様へ何度も足を運びました。そして、現場で得た情報を社内のチームメンバーで議論したところ、「ここを改善すればコストを抑えることができるかも」という点を見付けることができたのです。それを調達部へ共有し、製品の単価をかなり下げることができました。
自分の積極的な行動がコストダウンに繋がり、デンソーやお客様に貢献できたことを嬉しく感じた経験です。また、取引先様と率直な意見交換ができ、良い関係を築くことができたと感じています。
また、中国拠点で製造している製品を担当していたときには、学生時代から学んでいた中国語を活かすことができました。天津に留学をしていたのが役立ちましたね。デンソーの中国拠点のスタッフは日本語がすごく上手な人が多いのですが、よりスムーズなコミュニケーションを取るために、あえて中国語を使ったのです。「どうして日本語がそんなに上手なの?」「天津のあそこって、今どうなっているの?」など、日常的な雑談でよく盛り上がっていました。これも、些細なコミュニケーションを通じて関係性を深めた、印象的なエピソードの一つです。
働きやすさを大切にした就職活動
就職活動時のことを振り返ると、「仕事をしっかりやりたい」という気持ちはもちろんですが、「プライベートを何より大切にしたい」と考えていました。そのため、やりたいことができる環境というよりは、プライベートの時間をつくりやすい環境を優先して企業選びをしていましたね。年間休日数や残業時間などについては特にリサーチしました。
デンソーに入社して、私の「プライベートを大切にしたい」という希望がかなえられたと思っています。
以前は、育児や介護を目的とした利用に限るなど、在宅勤務をするにも制限がありましたが、現在は対象が全社員となり、職場の状況に応じて在宅勤務が可能になりました。フレックスタイム制度もあるので、プライベートに合わせて1日の業務時間を調整しています。たとえば、午後に病院へ行く場合、在宅勤務とフレックスを組み合わせれば有給休暇を使う必要がありません。午前中は仕事をして、途中病院へ行き、また戻ってきて仕事をするということが可能です。
自分のライフスタイルに合わせて働ける環境があり、さらに年々整備されてきているとも感じています。
“人のあたたかさ”が根付く企画部門の魅力
現在、企画部門は100名近くのメンバーが在籍しています。とても仲が良く、全体での飲み会や春のお花見、休日のバーベキューなど、交流の機会が多くあります。役職や年齢関係なく、くだらないことから仕事のことまで気軽に話せて、良い関係が築けていると感じています。
私はプライベートが充実する“働きやすさ”を重視して会社選びをしましたが、この“人のあたたかさ”も働きやすさの大切な要素。自分が大切にしたいポイントを譲らずに就職先を探したお陰で、私にぴったりの会社に入社できました。やりがいのある仕事にも出会えて、とても充実した社会人生活を送っています。