個人インタビュー 目指すのは、持続可能なモビリティ社会の実現
──環境のためにデンソーだからできること

Profile

塩谷

職種:その他(技術系)

所属:安全衛生環境部門

専攻: 生命農学研究科

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デンソーが“サステナブルな社会”に貢献するために

安全衛生環境部門は、全社の安全衛生と環境、施設マネジメントを扱う部署です。中でも、私の所属する部門ではカーボンニュートラルに向けた戦略企画を担っています。2035年にカーボンニュートラルを達成するために、徹底した省エネルギー活動と、カーボンニュートラルなエネルギーへの転換を企画・推進することが役割です。

その中で私が担当しているのは、再生可能エネルギー由来の電力(再エネ電力)を調達する手段の検討です。電力のカーボンニュートラルを達成するには、“自社工場で太陽光発電を行う方法”や“自社から離れた場所で発電事業を行う方法”など、さまざまな方法があります。

最も安価で、かつ安定的な再エネ電力を将来にわたって調達するためには、それら調達手段をどのように取り入れ、どこに投資していくかを検討する必要があります。全社を挙げての大きなプロジェクトであるため、調達部門や開発部門、生産技術部門など、さまざまな部門と緊密に連携する必要があります。各部門を束ねるリーダーたちとの議論に積極的に参加しながら、日々業務を行っています。

加えて、デンソーのモノづくりだけでなく、サステナブルな社会の構築を目指した戦略づくりを行うのも私たちのミッションです。カーボンニュートラル実現手段の検討や関連する制度の理解、海外の動向調査など、関連部署も巻き込みながら企画を行っています。それらの業務を通して、デンソーが少しでもサステナブルな社会に寄与する企業となれるよう努力しています。

“クルマは環境に悪い”。 そのイメージを変えたかった

私は、大学では農学部で応用微生物学を専攻し、大学院の修士課程ではバイオマスを分解する遺伝子の研究をしていました。

しかし、研究を通じて芽生えた「環境に貢献したい」という想いを実現するためには、生物学的な機構を明らかにするよりも“多くの人が使う製品のモノづくり”に関わる方が良いのではと思うようになったのです。それがきっかけで “環境への貢献”を軸に、自動車業界と石油・エネルギー業界を志望していました。

愛知県出身でクルマが身近にあったことに加え、「“クルマに乗らないことは環境に優しい”という世間のイメージを変えていきたい」という想いを持っていたため、自然と自動車業界に惹かれていきました。中でもデンソーへの入社を決めた理由は、影響範囲の大きさです。自動車部品メーカーであれば、開発した製品があらゆる自動車メーカーのクルマに搭載されることになります。自動車部品メーカーの中でも最大規模を誇るデンソーであれば、環境性能の向上を世界中に波及させることができると考えました。

 

現場で試行錯誤した経験が、今に活きている

入社後、カーボンニュートラルという新しい分野に取り組む中で、最も印象に残っているのは2020年に電動バスの実証を行ったときのことです。路線を走る電動バスから、充電のタイミングや走行方法などのデータを収集して、電費(電気1kWhあたりの走行距離)が悪化する要因を分析し、採取したデータをもとに電費を予測するシミュレーターを製作しました。

クルマの中に自分たちで計測機器を設置し、収集したデータからシミュレーターをつくるという過程は、まさに入社前からやってみたかった製品開発に繋がる仕事でした。その一端に初めて関わることができたので、最も印象に残っています。チームメンバーと常にコミュニケーションを取りながら進める仕事だったので、仕事のプロセスを学ぶ上で、貴重な経験となりました。

持続可能な社会に向けて、一歩ずつ取り組みたい

その印象深い経験も含め、デンソーでの業務を通して、“制度や調達方法を正しく把握する力”、“それらをもとにデンソーへの影響を調査する力”が身に付きました。加えて、大学での研究で培った、論文の要点を抽出・解釈するスキルは、たとえばカーボンニュートラル関連の資料を理解したり、周囲に対してポイントを説明したりするときなどに活かせています。

これからも、私自身の強みと業務で培ったナレッジを存分に発揮しながら、2035年のカーボンニュートラルの実現という、デンソーの高い目標に向かって全力で取り組みたいと思っています。

安全衛生環境部門はいつでも相談できる人が多く、スピーディに意思決定ができる組織です。直属の上司である室長と業務にあたることも多く、関係部署の方々も非常に協力的で、縦割りではなく必要なプロセスを選択できる環境があります。その風通しの良い風土の中で、まずは目の前の仕事である“安価かつ安定的な再エネ電力の調達方法”を確立する目標に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

※記載内容は2022年時点のものです。

 

これから仲間になる方へ

まずは“自分を知る”ことから

自分が何をしたいのか、人生を通して何に貢献したいのか。就職活動はそれらを考える良いきっかけになります。自分がしたいことや貢献したいことについて、筋が通った考えを持つことが、納得のいく就職をするための近道かもしれません。まずは徹底的に自己分析することから始めてみてください。